2008年11月25日火曜日

バーボンストリートブルース

今日は、最近読んだ、
バーボンストリートブルース について。
これは、高田渡さんの自伝です。
もちろん、生前に書かれた(テープに吹き込んだ)ものですが、
ご本人は、残念ながら2005年4月16日に亡くなりました。

彼の本を読んでいると、
心が落ち着く、というか、
彼のように、がんばるでもなく、無気力になるわけでもなく、斜に構えるわけでもなく、
彼は彼の考えに基づいて生きた、ということが伝わってきます。

何かのテレビ番組で、彼が
「自衛隊に入ろう」について話していたときの、
(世に)出てしまったものは、「ウンコションベン」だから、云々・・・
という言い回しがとても気に入っていたのですが、
本を読んでみると、
オリジナルの出所は、詩人の金子光春さんの言葉であるようです。
それが、パクりだとかと言いたいわけではなく、
高田さんのスタイルのひとつとして、詩人の言葉にメロディを付けていたわけで、
ウンコションベンも、高田さんが、金子さんの言い回しを気に入ってのことだったのでしょう。

おならも忘れずに出しましょう!!!

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